精進落としのあいさつ

 宴に先立って喪主が簡潔にあいさつをします。まず葬儀が無事終了したことを報告、次いで、お世話になったことへの感謝と慰労を述べ、精進落としの膳をすすめます。
 格別お世話になった方があれば、名前をあげてお礼を述べ、また手土産にお礼の品を用意しているときは、その旨も伝えます。
 故人の思い出や、葬儀後の遺族の心情、今後の助力へのお願いを加えてもいいでしょう。
 
 ころあいを見計らって、お開きのあいさつをしますが、そのあいさつも簡潔なものにします。
<精進落とし開会の一般的なあいさつ>
 皆様、本日は亡き母山田花子の葬儀に際しまして、ひとかたならぬお力添えをいただき、まことにありがとうございました。おかげさまで、とどこおりなく葬儀いっさいを終了することができました。故人もさぞ喜んでいることと存じます。遺族一同を代表いたしまして、あらためて御礼申し上げます。[お礼]
 まことにささやかではございますが、精進落としの膳を設けました。どうぞ召し上がりながら、ごゆっくりとおくつろぎいただきたいと存じます。本日は、まことにありがとうございました。[席の案内]
●ポイント
①関係者の疲れに配慮してあいさつは簡潔にします。
②あいさつの後席を回ってお世話になった方々にあらためてお礼を述べましょう。
③あいさつでは故人になり代わって、お礼を述べます。
<精進落とし開会の手短かにまとめたあいさつ>
 皆様、本日はまことにお世話になりました。おかげさまで、父・田中太郎の葬儀をとどこおりなく終えることができました。厚くお礼申し上げます。[お礼]
 ささやかながら、精進落としの小膳を用意いたしました。ごゆっくりお召し上がりくださいませ。本日は、ありがとうございました。[席の案内]
●ポイント
感謝の心がこもっていれば、手短でもかまいません。ただしゆっくり丁寧に述べましょう。
<精進落としお開きのあいさつ>
 本日はまことにありがとうございました。ごゆっくりしていただきたいのですが、あまり長くお引き留めしてもかえってご迷惑かと存じ、このへんで、お開きにさせていただきたく思います。十分なおもてなしもできませず、たいへん心苦しく思っております。[お礼]
 これからもお世話になることと存じますが、どうかよろしくお願い申し上げます。[支援のお願い]
●ポイント
①参加者は疲れているので宴は一時間半程度にしましょう。
②終了のあいさつ時に、納骨の予定など知らせてもかまいません。

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